【ロードサイド店舗の集客術】幹線・生活道路の違いと集客ポイント3選

店舗開発

「ロードサイド店舗」とは、幹線道路や郊外の生活道路など道路沿いにある店舗です。交通量の多いエリアに店舗を構えることで高い収益性が期待できるという理由から、複合商業施設やフランチャイズ店舗の多くロードサイドへの出店を積極的に行っています。

ロードサイドに出店を計画している場合、その道路が幹線道路か生活道路かによってメインターゲットや集客方法が変わります。そこで、この記事ではロードサイド店舗の集客術と集客につなげるためのポイントについて見ていきましょう。

ロードサイド店舗とはどんな店を指す?

幹線道路や生活道路沿いの「ロードサイド店舗」は店舗前の車の交通量が多く、周辺を通行する顧客を誘導しやすいのが強みの店舗形態です。アプローチの方法次第で「来店以外の目的で外出した消費者」を取り込める可能性も高く、集客予測が難しい場所に出店するよりローリスクです。

ロードサイド店舗の特筆すべき特徴

ロードサイド店舗は、交通量が多いだけでなく交通の利便性に恵まれた立地にあるため、乗用車で10~15分と商圏も広いのが特徴です。ただし、一度出店すると商圏の範囲を広げるのが難しくなるため、開業前に商圏人口の調査をおこない、どの程度の集客力や売上が見込めるか予測を立ててから出店を決めましょう。

また、都市部よりも土地が安く、初期費用を抑えつつ敷地面積を広く確保できるといった好条件がそろっているため、複合商業施設やフランチャイズなど、規模の大きな店舗が集中しているという傾向もあります。さらに、車で来店する顧客がほとんどなので、建物内部だけではなく駐車場設備を充実させる必要性も求められます。

ロードサイド店舗における効率的な集客方法

ロードサイドに出店を計画している場合、業種やターゲットに合わせて効率よく集客できる方法を検討する必要があります。ロードサイドであっても、幹線道路と生活道路沿いに出店するのでは集客方法が異なるため適した集客方法を取り入れましょう。

幹線道路沿いの店舗における集客

幹線道路沿いの店舗は、顧客に対して店舗名やサービスを分かりやすく打ち出す必要があります。国道〇号線といった幹線道路は長距離移動で使われることが多く、毎日異なる車が通行する確率が高いた一目で何の店舗か分かるように広告や看板を設置しなければ通行する車は認識できません。来店してくれた顧客に対して、商品やサービスを分かりやすく提案しましょう。

生活道路沿いの店舗における集客

通勤や通学の利用者が多い生活道路沿いのロードサイド店舗は毎日ほぼ同じ顧客が利用するため、ターゲットを限定したビジネスに適しています。ファミリー層をターゲットにした場合、的を絞った内容でアプローチをおこなうことで集客率を高められます。

集客時に注意しておきたいロードサイド店舗の特徴

ロードサイド店舗が集客方法を検討するときに、注意しておきたいポイントを解説します。

ポイント①:客層の分析

客層を分析することは利用見込みを推測するために重要です。

例えば、定期配送をおこなうトラック運転手の通行が多い幹線道路の場合、短時間で提供できる飲食店や休憩に利用できるサービスの需要が高いと見込まれます。長距離移動が多い道路では疲れを癒やせるホテルや日帰り温泉・接骨院などの施設があると多くの来店が見込めます。一方、地域住民の利用が多いと見込まれる生活道路沿いであれば、パチンコ・ドラッグストア・スーパーマーケットといった生活に密着した商品やサービスを扱っていると、多くの利用が期待できます。

集客につなげるためにも、客層やエリアの特性を分析したうえで出店計画を立てる必要があります。

ポイント②:交通量と方向

道路の交通量や車が移動する方向は来店数を左右する重要なポイントです。例えば朝は道路の交通量が増えるため、ホテルなどの休憩施設や長時間滞在が前提となるようなサービスは多くの来店数を見込めなくなります。

日本の道路は左側通行であるため、店舗が顧客の進行方向とは反対側に位置する場合、わざわざ反対車線を横切ってアクセスしなければならず、来店を諦めるケースも少なくありません。

ポイント③:競合店とのバランス

競合店がひしめき合っていると、集客が困難となる場合があります。幹線道路では先に優位な立地に同業他社が出店している可能性が高く、新規出店しても立地条件で劣ってしまうため集客につながらない恐れがあります。生活道路の場合は他企業による顧客分析が進んでいるため、集客効率や認知度において勝てない可能性があることを加味して物件を精査しましょう。

まとめ:ロードサイド店舗では道路の種類に合った集客方法を

ロードサイド店舗は道路を利用する顧客の認知度が高く、集客につながる確率が高いのが特徴です。
しかし、幹線道路沿いか生活道路沿いにあるかでターゲットとする顧客や求められるサービスなどが変わるだけではなく、競合店や交通量といった複数の条件が重なることで集客率に影響が出る可能性もあります。

記事で紹介した以外にも集客方法はいくつかあるので、記事の内容も参考にしながら店舗に合わせた集客方法を考えましょう。

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